制定文
農水産業協同組合貯金保険法 (1973年法律第53号)
第36条第2項
《2 前項の業務方法書には、保険料に関する…》
事項その他主務省令で定める事項を記載しなければならない。
及び 農林中央金庫及び特定農水産業協同組合等による信用事業の再編及び強化に関する法律 (1996年法律第118号)附則第25条の規定に基づき、 農水産業協同組合貯金保険機構の震災特例業務の実施に関し必要な事項を定める命令 を次のように定める。
1条 (定義)
1項 この命令において、「指定支援法人」、「機構」、「特定優先出資等」、「震災特例業務」又は「震災特例勘定」とは、 農林中央金庫及び特定農水産業協同組合等による信用事業の再編及び強化に関する法律 (以下「 法 」という。)
第32条第2項
《2 主務大臣は、前項の規定による指定をし…》
たときは、同項の規定による指定を受けた者以下「指定支援法人」という。の名称、住所及び事務所の所在地を公示しなければならない。
、附則第3条第1項、附則第21条第1項又は附則第22条に規定する指定支援法人、機構、特定優先出資等、震災特例業務又は震災特例勘定をいう。
2条 (震災特例業務に係る業務方法書の記載事項)
1項 機構が震災特例業務を行う場合には、 農水産業協同組合貯金保険法
第36条第2項
《2 前項の業務方法書には、保険料に関する…》
事項その他主務省令で定める事項を記載しなければならない。
の主務省令で定める事項は、 農水産業協同組合貯金保険法施行規則 (1973年大蔵省・農林省令第1号)
第1条
《保護預り契約の内容 農水産業協同組合貯…》
金保険法施行令1973年政令第201号。以下「令」という。に規定する保護預り契約は、農林債の購入者が農林債の購入と同時に当該農林債を農林中央金庫に預入し、かつ、償還、乗換、預替え又は買取りの場合を除き
の二各号に掲げる事項のほか、震災特例業務の方法とする。
3条 (機構が取得する特定優先出資等)
1項 機構が法附則第3条第2項の申込みを受けて取得する特定優先出資等は、その額が特定優先出資等の総額に占める割合が十分の九未満であるものとする。
4条 (特定優先出資等の取得を求めた理由等)
1項 機構は、指定支援法人から法附則第3条第2項の申込みを受けたときは、直ちに、指定支援法人が当該申込みに係る次に掲げる事項を記載した書面を農林水産大臣及び金融庁長官に提出しなければならない。
1号 特定優先出資等の取得を求めた理由
2号 特定優先出資等の取得の額及び内容
2項 農林水産大臣及び金融庁長官は、農林水産大臣及び内閣総理大臣が法附則第5条第1項の決定をしたときは、前項各号に掲げる事項を公表するものとする。
5条 (特定優先出資等の取得等に係る書面の提出)
1項 機構は、法附則第5条第1項の決定を受けて特定優先出資等の取得を行ったときは、直ちに、当該決定に係る特定優先出資等の取得を行った額及びその内容を記載した書面を農林水産大臣、財務大臣及び金融庁長官に提出しなければならない。
2項 機構は、法附則第5条第1項の決定を受けて取得した特定優先出資等につき譲渡その他の処分をしたときは、直ちに、当該決定に係る特定優先出資等につき譲渡その他の処分をした額及びその内容を記載した書面を農林水産大臣、財務大臣及び金融庁長官に提出しなければならない。
6条 (借入金の認可の申請)
1項 機構は、法附則第21条第2項の規定により適用する 農水産業協同組合貯金保険法
第42条第1項
《機構は、第40条の2第1号に掲げる業務を…》
行うため必要があると認めるときは、主務大臣の認可を受けて、農林中央金庫その他の金融機関日本銀行を除く。その他政令で定める者から資金の借入れ借換えを含む。をすることができる。
の規定により農林中央金庫その他の金融機関(日本銀行を除く。)又は 農水産業協同組合貯金保険法施行令 (1973年政令第201号)
第3条
《資金の借入先 法第42条第1項に規定す…》
る政令で定める者は、次に掲げる者とする。 1 農業協同組合連合会全国を地区とし、農業協同組合法1947年法律第132号第10条第1項第10号の事業を行うものに限る。 2 生命保険会社保険業法1995年
各号に掲げる者からの資金の借入れの認可を受けようとするときは、当該借入先のほか、 農水産業協同組合貯金保険法施行規則
第16条第1項
《機構は、法第42条第1項又は第110条第…》
1項の規定により農林中央金庫その他の金融機関日本銀行を除く。又は令第3条各号に掲げる者からの資金の借入れの認可を受けようとするときは、当該借入先の名称のほか、次に掲げる事項を記載した申請書を農林水産大
各号に掲げる事項及び指定支援法人が 法
第33条第2号
《業務 第33条 指定支援法人は、農林中央…》
金庫の要請を受けて、次に掲げる業務を行うものとする。 1 第3条の規定による農林中央金庫の指導に基づき行われる信用事業の再編及び信用事業強化措置以下この条において「信用事業の再編等」という。につき必要
に掲げる業務を行う場合にあってはその内容を記載した申請書を農林水産大臣、財務大臣及び金融庁長官に提出しなければならない。
7条 (区分経理)
1項 機構は、震災特例勘定において整理すべき事項がその他の勘定において整理すべき事項と共通の事項であるため、震災特例勘定に係る部分を区分して整理することが困難なときは、当該事項については、機構が農林水産大臣、財務大臣及び金融庁長官の承認を受けて定める基準に従って、事業年度の期間中一括して整理し、当該事業年度の末日(震災特例勘定の廃止の日の属する事業年度にあっては、その廃止の日)現在において各勘定に配分することにより整理することができる。
2項 機構が震災特例業務を行う場合には、 農水産業協同組合貯金保険法施行規則
第3条
《勘定の設定 機構の会計においては、一般…》
勘定法第41条に規定する一般勘定をいう。以下同じ。及び危機対応勘定法第105条第1項に規定する危機対応勘定をいう。以下同じ。の別に貸借対照表勘定及び損益勘定を設け、また、必要に応じ、計算の過程を明らか
中「及び危機対応勘定( 法 第105条第1項に規定する危機対応勘定をいう。以下同じ。)」とあるのは「、危機対応勘定(法第105条第1項に規定する危機対応勘定をいう。以下同じ。)及び震災特例勘定( 農林中央金庫及び特定農水産業協同組合等による信用事業の再編及び強化に関する法律 (1996年法律第118号)附則第22条に規定する震災特例勘定をいう。以下同じ。)」と、同令第6条中「及び危機対応勘定」とあるのは「、危機対応勘定及び震災特例勘定」とする。
8条 (利益及び損失の処理)
1項 機構は、震災特例勘定において、毎事業年度の損益計算上利益を生じたときは、前事業年度から繰り越した損失をうめ、なお残余があるときは、その残余の額は、積立金として整理しなければならない。
2項 機構は、震災特例勘定において、毎事業年度の損益計算上損失を生じたときは、前項の規定による積立金を減額して整理し、なお不足があるときは、その不足額は、繰越欠損金として整理しなければならない。
9条 (勘定間の繰入れ)
1項 機構は、法附則第23条の認可を受けようとするときは、次に掲げる事項を記載した申請書を農林水産大臣、財務大臣及び金融庁長官に提出しなければならない。
1号 繰入れを必要とする理由
2号 農水産業協同組合貯金保険法
第41条
《責任準備金の積立て 機構は、一般勘定前…》
条第1号に掲げる業務に係る勘定をいう。以下同じ。について、主務省令で定めるところにより、毎事業年度末において、責任準備金を計算し、これを積み立てなければならない。
に規定する一般勘定から震災特例勘定への繰入れを行おうとする額の算定根拠
3号 その他法附則第23条の認可に係る審査をするため参考となるべき事項