制定文 東日本大震災の被災者に対する援助のための日本司法支援センターの業務の特例に関する法律(2012年法律第6号)及び同法第5条の規定により読み替えて適用する 総合法律支援法 (2004年法律第74号)の規定に基づき、 東日本大震災の被災者に対する援助のための日本司法支援センターの業務の特例に関する法律施行規則 を次のように定める。
1条 (業務方法書に記載すべき事項)
1項 東日本大震災の被災者に対する援助のための日本司法支援センターの業務の特例に関する法律(以下「 法 」という。)第3条第2項に規定する法務省令で定める事項は、同条第1項に規定する業務(以下「 東日本大震災法律援助事業 」という。)に関する次に掲げる事項とする。
1号 同条第1項第1号に規定する援助の要件に関する事項
2号 同号イ及びハに規定する報酬及び実費(以下「 報酬等 」という。)の立替えに係る契約の締結に関する事項
3号 報酬等 に係る立替金債権の償還並びにその猶予及び免除に関する事項
4号 報酬等 に相当する額の支払に係る契約の締結に関する事項
5号 同号ホに規定する法律相談の実施に関する事項
6号 その他 東日本大震災法律援助事業 の実施に関し必要な事項
2条 (法律事務取扱規程に記載すべき事項)
1項 法 第5条により読み替えて適用する総合法律 支援法 (以下「 支援法 」という。)
第35条第2項
《2 法律事務取扱規程には、契約弁護士等に…》
よる法律事務の取扱いの基準に関する事項、契約弁護士等がその契約に違反した場合の措置に関する事項その他法務省令で定める事項を記載しなければならない。
に規定する法務省令で定める事項は、次に掲げる事項とする。
1号 支援法
第29条第1項
《支援センターに、その業務の運営に関し特に…》
弁護士及び隣接法律専門職者の職務の特性に配慮して判断すべき事項について審議させるため、審査委員会を置く。
に規定する審査委員会による調査に関する事項及び審議の手続に関する事項
2号 その他東日本大震災法律援助契約弁護士等( 法 第3条第1号ロに規定する東日本大震災法律援助契約弁護士等をいう。)に取り扱わせる法律事務の処理に関し必要な事項
3条 (東日本大震災法律援助事業の立替金に係る会計処理の特例)
1項 日本司法 支援センター (以下「 支援センター 」という。)は、 法 第3条第1項第1号の業務において、 報酬等 を運営費交付金を財源として立て替えたことにより取得した立替金債権については、これを取得した時点においては、当該立替えに係る金額に相当する額を資産見返運営費交付金として計上するものとし、当該立替金債権の貸倒償却に要する費用が発生した時点においては、当該費用に相当する額を資産見返運営費交付金戻入として収益に振り替え、当該立替金債権の償還を受けた時点においては、資産見返運営費交付金を運営費交付金債務に振り替えるものとする。
4条 (長期借入金の認可の申請)
1項 支援センター は、 法 第4条第1項の規定により長期借入金の借入れの認可を受けようとするときは、次に掲げる事項を記載した申請書を法務大臣に提出しなければならない。
1号 借入れを必要とする理由
2号 借入金の額
3号 借入先
4号 借入金の利率
5号 借入金の償還の方法及び期限
6号 利息の支払の方法及び期限
7号 その他必要な事項
5条 (償還計画の認可の申請)
1項 支援センター は、 法 第4条第2項の規定により償還計画の認可を受けようとするときは、法第5条の規定により読み替えて適用する 支援法
第48条
《独立行政法人通則法の規定の準用 独立行…》
政法人通則法第3条、第8条第1項及び第3項、第9条、第11条、第16条、第17条、第21条第1項、第2項及び第4項、第21条の4から第22条まで、第24条、第25条、第25条の2第1項及び第2項、第2
において準用する 独立行政法人通則法 (1999年法律第103号)
第31条第1項
《中期目標管理法人は、毎事業年度の開始前に…》
、前条第1項の認可を受けた中期計画に基づき、主務省令で定めるところにより、その事業年度の業務運営に関する計画次項において「年度計画」という。を定め、これを主務大臣に届け出るとともに、公表しなければなら
前段の規定により年度計画を届け出た後遅滞なく、次に掲げる事項を記載した申請書を法務大臣に提出しなければならない。ただし、償還計画の変更の認可を受けようとするときは、その都度提出しなければならない。
1号 長期借入金の総額及び当該事業年度における借入見込額並びにその借入先
2号 長期借入金の償還の方法及び期限
3号 その他必要な事項