1 RT―BOX以外の局の機械室建物の設備量の算定 (1) 局ごとに、次のアからカまでの手順で求めた面積の合計を、当該局のネットワーク設備面積とする。局内スプリッタを局側光回線終端装置と混載する場合は、局側光回線終端装置の架数のみを算定対象とする。 ア 局内スプリッタ台数(局内スプリッタと局側光回線終端装置を混載する場合は零とする。)を局内スプリッタ専用架最大収容台数で除したもの(1に満たない端数は切り上げるものとする。)に、局内スプリッタ専用架当たりの面積を乗じたもの イ 局側光回線終端装置台数を局側光回線終端装置専用架最大収容台数で除したもの(1に満たない端数は切り上げるものとする。)に局側光回線終端装置専用架当たりの面積を乗じたもの ウ 光ケーブル成端架収容端子数を光ケーブル成端架単位面積当たり最大収容端子数で除したもの(1に満たない端数は切り上げるものとする。)に光ケーブル成端架単位面積を乗じたもの エ 総合監視面積及び試験受付面積の合計 オ 光ケーブル成端架収容端子数を一万で除したもの(1に満たない端数は切り上げるものとする。)に、一万端子当たりに必要となる光ケーブル成端架の長さと作業スペースを含む幅をそれぞれ乗じたもの カ その他当該局に必要とされる設備に必要な面積の合計 (2) 局ごとに、次のアからクまでの手順で求めた面積の合計を、当該局の電力設備面積とする。 ア 整流装置系統数に整流装置基本部面積を乗じたもの及び整流装置増設架数に整流装置増設架面積を乗じたものの合計 イ 直流変換電源装置架数に直流変換電源装置架当たり単位面積を乗じたもの ウ 交流無停電電源装置種別ごとに、交流無停電電源装置台数に交流無停電電源装置所要面積を乗じたものの合計 エ 蓄電池種別ごとに、蓄電池組数に蓄電池面積を乗じたものの合計 オ 受電装置種別ごとに、受電装置数に受電装置所要面積を乗じたものの合計 カ 発電装置種別ごとに、発電装置数に発電装置所要面積を乗じたものの合計 キ 小規模局用電源装置台数に小規模局用電源装置所要面積を乗じたものの合計 ク 電力設備の更改のために確保することが必要な面積として、整流装置一台分の面積、局内の最大容量の交流無停電電源装置一台分の面積、一系統に蓄電池が一組だけ設置されている場合の整流装置及び交流無停電電源装置の蓄電池一組分の面積の合計に、受電装置種別ごとの受電装置数に受電装置更改面積を乗じたものの合計又は小規模局用電源装置一台分の面積を加えた面積 (3) 局ごとに、種別ごとの空調設備台数に空調設備単位面積を乗じたものの合計を、当該局の空調設備面積とする。 (4) 局ごとに、(1)オで算定した面積を、当該局のケーブル室面積とする。 (5) 局ごとに、ネットワーク設備面積、電力設備面積、空調設備面積及びケーブル室面積の合計に、建物付帯設備面積付加係数を1から減じたものを建物付帯設備面積付加係数で除したものを乗じて、当該局の建物付帯設備面積とする。 (6) (1)から(5)までで算定した、ネットワーク設備面積、電力設備面積、空調設備面積、ケーブル室面積及び建物付帯設備面積の合計を、当該局の機械室建物面積とする。 2 RT―BOXの機械室建物の設備量の算定 RT―BOX数を1とする。 3 投資額の算定 局ごとに次の算定式により、前2項の規定により算定した面積、又はRT―BOX単価を用いて局ごと機械室建物投資額を求め、全ての局の局ごと機械室建物投資額を合算し、機械室建物投資額を算定する。 局ごと機械室建物投資額 =機械室建物面積 ×機械室建物建設単価 又は 局ごと機械室建物投資額 =RT―BOX単価 |