制定文 海賊多発海域における日本船舶の警備に関する特別措置法 (2013年法律第75号)の規定に基づき、 海賊多発海域における日本船舶の警備に関する特別措置法施行規則 を次のように定める。
1条 (定義)
1項 この省令において使用する用語は、 海賊多発海域における日本船舶の警備に関する特別措置法 (以下「 法 」という。)において使用する用語の例による。
2条 (海賊行為の対象となるおそれが大きい船舶の要件)
1項 法
第2条第4号
《定義 第2条 この法律において、次の各号…》
に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。 1 海賊行為 船舶軍艦及び各国政府が所有し又は運航する船舶を除く。に乗り組み又は乗船した者が、私的目的で、公海海洋法に関する国際連合条約に
の国土交通省令で定める要件は、次のとおりとする。
1号 満載状態において、推進機関をその連続最大出力で運転し船舶を航行させた場合の当該船舶の速力が十八ノット未満であること。
2号 暴露甲板その他の人が船舶に侵入することが可能な場所から満載喫水線までの最小の垂直距離が16メートル未満であること。
3条 (海賊行為による被害を低減するために必要な措置)
1項 法
第2条第4号
《定義 第2条 この法律において、次の各号…》
に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。 1 海賊行為 船舶軍艦及び各国政府が所有し又は運航する船舶を除く。に乗り組み又は乗船した者が、私的目的で、公海海洋法に関する国際連合条約に
の国土交通省令で定める措置は、次のとおりとする。
1号 乗組員及び乗船している者が避難するための堅固な構造を有する区画であって、VHF無線電話、インマルサット無線電話等の外部との通信手段が確保されているものを設けていること。
2号 船舷の上端に沿って船体の全周に設置することにより人の侵入を防止する有刺線その他これに類するものを備え付けていること。
4条 (特定警備計画の認定の申請等)
1項 法
第4条第1項
《特定日本船舶の所有者は、国土交通省令で定…》
めるところにより、当該特定日本船舶における特定警備に関する計画以下「特定警備計画」という。を船舶ごとに作成し、これを国土交通大臣に提出して、当該特定警備計画が適当である旨の認定を受けることができる。
の規定により特定警備計画が適当である旨の認定を受けようとする特定日本船舶の所有者は、第1号様式による申請書を国土交通大臣に提出しなければならない。
2項 前項の申請書には、次に掲げる書類、図面及び写真を添付しなければならない。
1号 申請者に係る次に掲げる書類
イ 住民票の写し又はこれに代わる書類(法人にあっては、登記事項証明書)
ロ 法人にあっては、その業務を行う役員の住民票の写し(役員が法人である場合には、当該役員の登記事項証明書)又はこれに代わる書類
ハ 法
第4条第3項第4号
《3 国土交通大臣は、第1項の認定の申請が…》
あった場合において、その特定警備計画が次に掲げる要件の全てに適合すると認めるときでなければ、その認定をしてはならない。 1 特定警備実施要領に照らし適切なものであること。 2 前項第3号に掲げる事項が
イからハまでのいずれにも該当しない者であることを証する書類
2号 特定日本船舶に係る次に掲げる書類、図面及び写真
イ 船舶の国籍及び船舶所有者を証する書類
ロ 一般配置図
ハ 第2条
《定義 この法律において、次の各号に掲げ…》
る用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。 1 海賊行為 船舶軍艦及び各国政府が所有し又は運航する船舶を除く。に乗り組み又は乗船した者が、私的目的で、公海海洋法に関する国際連合条約に規定す
各号に掲げる要件を満たしていることを証する書類
ニ 前条各号に掲げる措置を講じていることを証する書類及び写真
3号 小銃等の管理に係る次に掲げる書類、図面及び写真
イ 小銃等の保管のための設備(以下「 保管設備 」という。)の位置及び構造を示す図面及び写真
ロ 第6条第2号
《認定の取消し 第6条 国土交通大臣は、次…》
の各号のいずれかに該当すると認めるときは、第4条第1項の認定を取り消すことができる。 1 認定船舶所有者又は第4条第2項第4号に規定する事業者が、同条第1項の認定に係る特定警備計画前条第1項の規定によ
ニ(1)及び(2)に該当する船長を選任することを誓約する書類
4号 法
第4条第2項第4号
《2 特定警備計画には、次に掲げる事項を記…》
載しなければならない。 1 申請者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては、その代表者の氏名 2 特定日本船舶の名称及び船種 3 特定警備の用に供する小銃等の保管のための設備及びその管理の方法当該小
に規定する事業者(以下「 特定警備予定事業者 」という。)に係る次に掲げる書類
イ 住民票の写し(法人にあっては、定款及び登記事項証明書)又はこれらに代わる書類
ロ 法人にあっては、その業務を行う役員の住民票の写し(役員が法人である場合には、当該役員の登記事項証明書)又はこれに代わる書類
ハ 特定警備に従事する者に対する 特定警備予定事業者 による教育訓練の内容及び方法を示す書類
ニ 医師が作成した診断書であって、 特定警備予定事業者 (法人にあっては、その業務を行う役員)が 法
第7条第2号
《特定警備に従事する者の確認 第7条 認定…》
船舶所有者は、認定計画に記載された第4条第2項第4号に規定する事業者以下「特定警備事業者」という。に当該認定計画に係る特定警備を実施させようとするときは、当該特定警備事業者に雇用されている者であって当
ロ又はハのいずれにも該当しないと認められるかどうかに関する当該医師の意見が記載されているもの
ホ 第7条第2号
《特定警備に従事する者の確認 第7条 認定…》
船舶所有者は、認定計画に記載された第4条第2項第4号に規定する事業者以下「特定警備事業者」という。に当該認定計画に係る特定警備を実施させようとするときは、当該特定警備事業者に雇用されている者であって当
イ( 法
第7条第2号
《特定警備に従事する者の確認 第7条 認定…》
船舶所有者は、認定計画に記載された第4条第2項第4号に規定する事業者以下「特定警備事業者」という。に当該認定計画に係る特定警備を実施させようとするときは、当該特定警備事業者に雇用されている者であって当
イからハまでに係るものを除く。)からハまでのいずれにも該当しない者であることを証する書類
ヘ 第8条第1号
《変更の届出 第8条 認定船舶所有者は、前…》
条の確認を受けた特定警備に従事する者以下「確認特定警備従事者」という。について、次の各号のいずれかに該当する事実が生じたときは、国土交通省令で定めるところにより、遅滞なく、その旨を国土交通大臣に届け出
に規定する保険の契約に係る契約書の写し又はこれに代わる書類
5号 特定警備の実施の方法に係る次に掲げる書類、図面及び写真
イ 申請者が 特定警備予定事業者 との間で締結した契約であって、特定警備の実施を内容とするものに係る契約書の写し又はこれに代わる書類
ロ 特定警備に係る次に掲げる図面
(1) 特定日本船舶の航路図
(2) 小銃等の積卸しの場所を示す図面
ハ 特定警備の用に供する小銃の側面及び当該小銃に打刻された製造番号を写した写真
3項 国土交通大臣は、 法
第4条第1項
《特定日本船舶の所有者は、国土交通省令で定…》
めるところにより、当該特定日本船舶における特定警備に関する計画以下「特定警備計画」という。を船舶ごとに作成し、これを国土交通大臣に提出して、当該特定警備計画が適当である旨の認定を受けることができる。
の規定による認定をしたときは、認定番号及び認定年月日を申請者に通知するものとする。
5条 (特定警備計画のその他の記載事項)
1項 法
第4条第2項第6号
《2 特定警備計画には、次に掲げる事項を記…》
載しなければならない。 1 申請者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては、その代表者の氏名 2 特定日本船舶の名称及び船種 3 特定警備の用に供する小銃等の保管のための設備及びその管理の方法当該小
の国土交通省令で定める事項は、次のとおりとする。
1号 申請者が法人である場合には、その業務を行う役員の氏名又は名称
2号 特定日本船舶の予定貨物
3号 前号の予定貨物に係る我が国への輸送予定又は輸送実績
4号 計画期間
6条 (小銃等の管理が適切に行われるために必要な基準)
1項 法
第4条第3項第2号
《3 国土交通大臣は、第1項の認定の申請が…》
あった場合において、その特定警備計画が次に掲げる要件の全てに適合すると認めるときでなければ、その認定をしてはならない。 1 特定警備実施要領に照らし適切なものであること。 2 前項第3号に掲げる事項が
(法第5条第3項において準用する場合を含む。)の国土交通省令で定める基準は、次のとおりとする。
1号 保管設備 が、次に掲げる要件を備えていること。
イ 堅固な金属製ロッカーその他これと同等程度に堅固な構造を有するものであること。
ロ 確実に施錠できる錠を備えていること。
ハ 管理上支障のない場所にあること。
ニ 容易に持ち運びができないこと。
2号 管理の方法が、次に掲げる要件に該当すること。
イ 小銃等を保管する場合には、次に掲げる措置を講ずること。
(1) 保管の委託を受けた小銃等を 保管設備 に確実に施錠して保管すること。
(2) 保管設備 を常に点検し、前号の基準に適合するように維持すること。
ロ 特定日本船舶への小銃等の積卸し及び 保管設備 への小銃等の出し入れの際に、船長が小銃の名称及び製造番号並びに実包の種類及び数量について確認すること。
ハ 小銃と実包を分けて別の容器に入れ、そのそれぞれにつき施錠すること。
ニ 船長を選任する際に、当該船長が次のいずれにも該当することを確認すること。
(1) 法
第7条第2号
《特定警備に従事する者の確認 第7条 認定…》
船舶所有者は、認定計画に記載された第4条第2項第4号に規定する事業者以下「特定警備事業者」という。に当該認定計画に係る特定警備を実施させようとするときは、当該特定警備事業者に雇用されている者であって当
イからワまでのいずれにも該当しない者であること。
(2) 特定警備の用に供する小銃等の管理を適切に行うために必要な知識を有する者であること。
7条 (特定警備を適確に実施するに足りる能力を有する者の基準)
1項 法
第4条第3項第3号
《3 国土交通大臣は、第1項の認定の申請が…》
あった場合において、その特定警備計画が次に掲げる要件の全てに適合すると認めるときでなければ、その認定をしてはならない。 1 特定警備実施要領に照らし適切なものであること。 2 前項第3号に掲げる事項が
(法第5条第3項において準用する場合を含む。)の国土交通省令で定める基準は、次のとおりとする。
1号 特定警備に従事する者に対する教育訓練の内容及び方法が適切であること。
2号 次のいずれにも該当しない者であること。
イ 法
第7条第2号
《特定警備に従事する者の確認 第7条 認定…》
船舶所有者は、認定計画に記載された第4条第2項第4号に規定する事業者以下「特定警備事業者」という。に当該認定計画に係る特定警備を実施させようとするときは、当該特定警備事業者に雇用されている者であって当
イからニまで、ホ(法第7条第2号ワに係るものを除く。)、ト、チ又はヲのいずれかに該当する者
ロ 法
第6条
《認定の取消し 国土交通大臣は、次の各号…》
のいずれかに該当すると認めるときは、第4条第1項の認定を取り消すことができる。 1 認定船舶所有者又は第4条第2項第4号に規定する事業者が、同条第1項の認定に係る特定警備計画前条第1項の規定による変更
の規定によりその者に係る法第4条第1項の認定を取り消され、その取消しの日から起算して2年を経過しない者(その者の責めに帰すべき事由により取り消された場合に限る。)
ハ 法人であって、その業務を行う役員のうちにイ又はロのいずれかに該当する者があるもの
8条 (特定警備計画のその他の認定基準)
1項 法
第4条第3項第5号
《3 国土交通大臣は、第1項の認定の申請が…》
あった場合において、その特定警備計画が次に掲げる要件の全てに適合すると認めるときでなければ、その認定をしてはならない。 1 特定警備実施要領に照らし適切なものであること。 2 前項第3号に掲げる事項が
(法第5条第3項において準用する場合を含む。)の国土交通省令で定める基準は、次のとおりとする。
1号 特定警備予定事業者 が、当該事業者を被保険者とする損害賠償責任保険であって、特定警備の実施中に生じた損害を塡補するものに加入していること。
2号 計画期間が3年未満であること( 法
第5条第3項
《3 前条第3項の規定は、第1項の規定によ…》
る変更の認定について準用する。
において準用する場合にあっては、計画期間が3年未満であり、かつ、変更前の認定計画の開始の日から3年未満であること。)。
3号 その他特定警備の適正な実施に支障を及ぼすおそれがないこと。
9条 (特定警備計画の変更の認定の申請)
1項 法
第5条第1項
《前条第1項の認定を受けた特定日本船舶の所…》
有者以下「認定船舶所有者」という。は、当該認定に係る特定警備計画を変更しようとするときは、国土交通省令で定めるところにより、国土交通大臣の認定を受けなければならない。 ただし、国土交通省令で定める軽微
の規定により認定に係る特定警備計画の変更の認定を受けようとする認定船舶所有者は、第2号様式による申請書を国土交通大臣に提出しなければならない。この場合において、当該変更が
第4条第2項
《2 特定警備計画には、次に掲げる事項を記…》
載しなければならない。 1 申請者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては、その代表者の氏名 2 特定日本船舶の名称及び船種 3 特定警備の用に供する小銃等の保管のための設備及びその管理の方法当該小
各号に掲げる書類、図面又は写真の変更を伴うときは、当該変更後の書類、図面又は写真を添付しなければならない。
10条 (軽微な変更)
1項 法
第5条第1項
《前条第1項の認定を受けた特定日本船舶の所…》
有者以下「認定船舶所有者」という。は、当該認定に係る特定警備計画を変更しようとするときは、国土交通省令で定めるところにより、国土交通大臣の認定を受けなければならない。 ただし、国土交通省令で定める軽微
ただし書の国土交通省令で定める認定に係る特定警備計画の軽微な変更は、次のとおりとする。
1号 法
第4条第2項第1号
《2 特定警備計画には、次に掲げる事項を記…》
載しなければならない。 1 申請者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては、その代表者の氏名 2 特定日本船舶の名称及び船種 3 特定警備の用に供する小銃等の保管のための設備及びその管理の方法当該小
に掲げる事項の変更
2号 法
第4条第2項第2号
《2 特定警備計画には、次に掲げる事項を記…》
載しなければならない。 1 申請者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては、その代表者の氏名 2 特定日本船舶の名称及び船種 3 特定警備の用に供する小銃等の保管のための設備及びその管理の方法当該小
に掲げる事項のうち名称の変更
3号 法
第4条第2項第4号
《2 特定警備計画には、次に掲げる事項を記…》
載しなければならない。 1 申請者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては、その代表者の氏名 2 特定日本船舶の名称及び船種 3 特定警備の用に供する小銃等の保管のための設備及びその管理の方法当該小
に掲げる事項のうち氏名若しくは名称又は住所の変更
4号 第5条第1号
《特定警備計画の変更 第5条 前条第1項の…》
認定を受けた特定日本船舶の所有者以下「認定船舶所有者」という。は、当該認定に係る特定警備計画を変更しようとするときは、国土交通省令で定めるところにより、国土交通大臣の認定を受けなければならない。 ただ
に掲げる事項の変更
2項 法
第5条第2項
《2 認定船舶所有者は、前項ただし書の国土…》
交通省令で定める軽微な変更をしようとするときは、国土交通省令で定めるところにより、あらかじめ、その旨を国土交通大臣に届け出なければならない。
の規定により変更の届出をしようとする認定船舶所有者は、第3号様式による届出書を国土交通大臣に提出しなければならない。この場合において、当該変更が
第4条第2項
《2 特定警備計画には、次に掲げる事項を記…》
載しなければならない。 1 申請者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあっては、その代表者の氏名 2 特定日本船舶の名称及び船種 3 特定警備の用に供する小銃等の保管のための設備及びその管理の方法当該小
各号に掲げる書類又は図面の変更を伴うときは、当該変更後の書類又は図面を添付しなければならない。
11条 (特定警備に従事する者の確認の申請等)
1項 法
第7条
《特定警備に従事する者の確認 認定船舶所…》
有者は、認定計画に記載された第4条第2項第4号に規定する事業者以下「特定警備事業者」という。に当該認定計画に係る特定警備を実施させようとするときは、当該特定警備事業者に雇用されている者であって当該特定
の規定により特定警備に従事する者の確認を受けようとする認定船舶所有者は、第4号様式による申請書を国土交通大臣に提出しなければならない。
2項 前項の申請書には、特定警備事業者に雇用されている者であって特定警備に従事するものに係る次に掲げる書類及び記録媒体を添付しなければならない。
1号 旅券の写し
2号 住民票の写し又はこれに代わる書類
3号 特定警備事業者との雇用関係を示す書類
4号 特定警備事業者による教育訓練を受けたことを証する書類
5号 次条第1項第2号に規定する技能を有することを証する映像を記録した記録媒体
6号 医師が作成した診断書であって、 法
第7条第2号
《特定警備に従事する者の確認 第7条 認定…》
船舶所有者は、認定計画に記載された第4条第2項第4号に規定する事業者以下「特定警備事業者」という。に当該認定計画に係る特定警備を実施させようとするときは、当該特定警備事業者に雇用されている者であって当
ロ又はハのいずれにも該当しないと認められるかどうかに関する当該医師の意見が記載されているもの
7号 法
第7条第2号
《特定警備に従事する者の確認 第7条 認定…》
船舶所有者は、認定計画に記載された第4条第2項第4号に規定する事業者以下「特定警備事業者」という。に当該認定計画に係る特定警備を実施させようとするときは、当該特定警備事業者に雇用されている者であって当
ニからワまでのいずれにも該当しないことを証する書類
3項 国土交通大臣は、 法
第7条
《特定警備に従事する者の確認 認定船舶所…》
有者は、認定計画に記載された第4条第2項第4号に規定する事業者以下「特定警備事業者」という。に当該認定計画に係る特定警備を実施させようとするときは、当該特定警備事業者に雇用されている者であって当該特定
の規定による確認をしたときは、確認番号及び確認年月日を申請者に通知するものとする。
12条 (小銃等の取扱いに関する知識及び技能を有する者の基準等)
1項 法
第7条第1号
《特定警備に従事する者の確認 第7条 認定…》
船舶所有者は、認定計画に記載された第4条第2項第4号に規定する事業者以下「特定警備事業者」という。に当該認定計画に係る特定警備を実施させようとするときは、当該特定警備事業者に雇用されている者であって当
の国土交通省令で定める基準は、次のとおりとする。
1号 次に掲げる事項についての知識を有すると認められる者であること。
イ 法 その他特定警備の実施に関する法令
ロ 小銃等の使用、保管等の取扱い
2号 次に掲げる事項についての技能を有すると認められる者であること。
イ 次に掲げる小銃の操作に関する事項
(1) 小銃の保持その他小銃の基本的な取扱い
(2) 小銃の点検
(3) 実包の装塡及び抜出しその他実包の取扱い
(4) 射撃の姿勢及び動作
ロ 標的に対する射撃に関する事項
2項 前項各号の基準に適合することの確認は、次の各号に掲げる規定の区分に応じ、それぞれ当該各号に定める方法により行うものとする。
1号 前項第1号前条第2項第4号の書類の確認及び筆記試験又は口述試験の実施
2号 前項第2号前条第2項第4号の書類及び同項第5号の記録媒体の確認
13条 (暴力的不法行為その他の罪に当たる違法な行為)
1項 法
第7条第2号
《特定警備に従事する者の確認 第7条 認定…》
船舶所有者は、認定計画に記載された第4条第2項第4号に規定する事業者以下「特定警備事業者」という。に当該認定計画に係る特定警備を実施させようとするときは、当該特定警備事業者に雇用されている者であって当
ヲの国土交通省令で定める行為は、 暴力的不法行為その他の罪に当たる違法な行為を定める規則 (1991年国家公安委員会規則第8号)に規定する罪のいずれかに当たる行為とする。
14条 (確認特定警備従事者に係る変更の届出)
1項 法
第8条
《変更の届出 認定船舶所有者は、前条の確…》
認を受けた特定警備に従事する者以下「確認特定警備従事者」という。について、次の各号のいずれかに該当する事実が生じたときは、国土交通省令で定めるところにより、遅滞なく、その旨を国土交通大臣に届け出なけれ
の規定により変更の届出をしようとする認定船舶所有者は、第5号様式による届出書を国土交通大臣に提出しなければならない。この場合において、確認特定警備従事者が同条第2号(法第7条第2号ロ、ハ、ト、チ、ヌ又はルに係るものに限る。)、第3号又は第4号に該当するときは、次の各号に掲げる場合の区分に応じ、それぞれ当該各号に定める書類を添付しなければならない。
1号 法
第8条第2号
《変更の届出 第8条 認定船舶所有者は、前…》
条の確認を受けた特定警備に従事する者以下「確認特定警備従事者」という。について、次の各号のいずれかに該当する事実が生じたときは、国土交通省令で定めるところにより、遅滞なく、その旨を国土交通大臣に届け出
に該当する場合(法第7条第2号ロ又はハに該当することとなった場合に限る。)医師の診断書
2号 法
第8条第2号
《変更の届出 第8条 認定船舶所有者は、前…》
条の確認を受けた特定警備に従事する者以下「確認特定警備従事者」という。について、次の各号のいずれかに該当する事実が生じたときは、国土交通省令で定めるところにより、遅滞なく、その旨を国土交通大臣に届け出
に該当する場合(法第7条第2号ト、チ、ヌ又はルに該当することとなった場合に限る。)確定判決の判決書の写し又は確定判決の内容を記載した書類
3号 法
第8条第3号
《変更の届出 第8条 認定船舶所有者は、前…》
条の確認を受けた特定警備に従事する者以下「確認特定警備従事者」という。について、次の各号のいずれかに該当する事実が生じたときは、国土交通省令で定めるところにより、遅滞なく、その旨を国土交通大臣に届け出
に該当する場合その事実を証する書類
4号 法
第8条第4号
《変更の届出 第8条 認定船舶所有者は、前…》
条の確認を受けた特定警備に従事する者以下「確認特定警備従事者」という。について、次の各号のいずれかに該当する事実が生じたときは、国土交通省令で定めるところにより、遅滞なく、その旨を国土交通大臣に届け出
に該当する場合(住所を変更することとなった場合に限る。)住民票の写し又はこれに代わる書類
5号 法
第8条第4号
《変更の届出 第8条 認定船舶所有者は、前…》
条の確認を受けた特定警備に従事する者以下「確認特定警備従事者」という。について、次の各号のいずれかに該当する事実が生じたときは、国土交通省令で定めるところにより、遅滞なく、その旨を国土交通大臣に届け出
に該当する場合(前号に該当する場合を除く。)旅券の写し
15条 (確認特定警備従事者に係る変更の届出事由)
1項 法
第8条第4号
《変更の届出 第8条 認定船舶所有者は、前…》
条の確認を受けた特定警備に従事する者以下「確認特定警備従事者」という。について、次の各号のいずれかに該当する事実が生じたときは、国土交通省令で定めるところにより、遅滞なく、その旨を国土交通大臣に届け出
の国土交通省令で定めるときは、確認特定警備従事者の国籍、住所、氏名、性別又は旅券の番号について変更が生じたときとする。
16条 (特定警備実施計画の届出等)
1項 法
第13条
《特定警備実施計画 認定船舶所有者は、特…》
定警備事業者に認定計画に係る特定警備を実施させようとするときは、国土交通省令で定めるところにより、当該特定警備を実施させようとする航海ごとに、次に掲げる事項を記載した特定警備の実施に関する計画を定め、
の規定により届出をしようとする認定船舶所有者は、特定警備の開始の日の5日前までに、第6号様式による届出書を国土交通大臣に提出しなければならない。ただし、国土交通大臣が正当な理由があると認めるときは、その提出の期限を経過した後であっても、当該届出書を提出することができる。
2項 前項の届出書には、次に掲げる書類及び図面を添付しなければならない。
1号 特定警備の実施期間における特定日本船舶の喫水を示す書類
2号 特定警備の実施期間における特定日本船舶の航路図
3号 小銃等の積卸しの場所を示す図面
3項 国土交通大臣は、 法
第13条
《特定警備実施計画 認定船舶所有者は、特…》
定警備事業者に認定計画に係る特定警備を実施させようとするときは、国土交通省令で定めるところにより、当該特定警備を実施させようとする航海ごとに、次に掲げる事項を記載した特定警備の実施に関する計画を定め、
の規定による届出を受理したときは、届出受理番号及び届出受理年月日を当該届出をした者に通知するものとする。
17条 (特定警備実施計画のその他の記載事項)
1項 法
第13条第6号
《特定警備実施計画 第13条 認定船舶所有…》
者は、特定警備事業者に認定計画に係る特定警備を実施させようとするときは、国土交通省令で定めるところにより、当該特定警備を実施させようとする航海ごとに、次に掲げる事項を記載した特定警備の実施に関する計画
の国土交通省令で定める事項は、次のとおりとする。
1号 船長の氏名
2号 貨物の種類
3号 貨物等の積載量
4号 第4条第3項
《3 国土交通大臣は、第1項の認定の申請が…》
あった場合において、その特定警備計画が次に掲げる要件の全てに適合すると認めるときでなければ、その認定をしてはならない。 1 特定警備実施要領に照らし適切なものであること。 2 前項第3号に掲げる事項が
の規定により通知された認定番号及び認定年月日
5号 第11条第3項
《3 認定船舶所有者は、確認特定警備従事者…》
が、特定警備実施要領に従って特定警備を行うことを確保するために必要な措置を講じなければならない。
の規定により通知された確認番号及び確認年月日
6号 確認特定警備従事者の乗下船の日時及び場所
7号 積み込まれる予定の小銃の名称、口径及び製造番号並びに実包の種類
8号 小銃等の積卸しの日時及び場所
18条 (小銃等の保管の設備及び方法の基準)
1項 法
第16条第2項
《2 船長は、前項の規定により委託を受けて…》
保管する小銃等を、国土交通省令で定める基準に適合する設備及び方法により保管しなければならない。
の国土交通省令で定める基準は、
第6条第1号
《認定の取消し 第6条 国土交通大臣は、次…》
の各号のいずれかに該当すると認めるときは、第4条第1項の認定を取り消すことができる。 1 認定船舶所有者又は第4条第2項第4号に規定する事業者が、同条第1項の認定に係る特定警備計画前条第1項の規定によ
及び第2号イに掲げる基準とする。
19条 (小銃等の亡失又は盗取の届出)
1項 法
第16条第3項
《3 船長は、認定計画に係る特定警備が実施…》
されている特定日本船舶内において、小銃等が亡失し、又は盗み取られた場合においては、国土交通省令で定めるところにより、直ちにその旨を国土交通大臣に届け出なければならない。
の規定により届出をしようとする船長は、第7号様式による届出書を国土交通大臣に提出しなければならない。
20条 (記録簿)
1項 法
第18条
《記録簿 認定船舶所有者は、特定警備事業…》
者に認定計画に係る特定警備を実施させる場合においては、国土交通省令で定めるところにより、記録簿を備え、小銃等の積卸し、小銃の発射その他の国土交通省令で定める事由が生じたときは、当該記録簿に国土交通省令
の国土交通省令で定める事由は、次の表の上欄に掲げる事由とし、同条の事項は、同表の上欄に掲げる事由の区分に応じ、それぞれ同表の下欄に掲げるとおりとする。
2項 法
第18条
《記録簿 認定船舶所有者は、特定警備事業…》
者に認定計画に係る特定警備を実施させる場合においては、国土交通省令で定めるところにより、記録簿を備え、小銃等の積卸し、小銃の発射その他の国土交通省令で定める事由が生じたときは、当該記録簿に国土交通省令
の規定による記録簿への記載は、第8号様式によるものとする。
3項 法
第18条
《記録簿 認定船舶所有者は、特定警備事業…》
者に認定計画に係る特定警備を実施させる場合においては、国土交通省令で定めるところにより、記録簿を備え、小銃等の積卸し、小銃の発射その他の国土交通省令で定める事由が生じたときは、当該記録簿に国土交通省令
の記録簿は、法第4条第1項の認定に係る船舶内に備え付け、最終の記載をした日から3年間保存しなければならない。
4項 認定船舶所有者は、 法
第18条
《記録簿 認定船舶所有者は、特定警備事業…》
者に認定計画に係る特定警備を実施させる場合においては、国土交通省令で定めるところにより、記録簿を備え、小銃等の積卸し、小銃の発射その他の国土交通省令で定める事由が生じたときは、当該記録簿に国土交通省令
の規定による記録簿の備付け及び保存並びに記録簿への記載を船長に行わせるものとする。
21条 (入港時の確認に係る通報)
1項 法
第19条
《入港時の確認 認定計画に係る特定警備の…》
実施後初めて本邦の港に入港をしようとする特定日本船舶については、当該特定日本船舶内に小銃等が存在しないことについての国土交通大臣の確認を受けた後でなければ、何人も、当該特定日本船舶から本邦に上陸し、又
の規定により確認を受けようとする船長は、本邦の港に入港する24時間前までに、入港をしようとする本邦の港及び当該本邦の港の係留しようとする係留施設の名称並びに入港の予定時刻を国土交通大臣に通報するものとする。
22条 (小銃等が本邦に陸揚げされるおそれがない場合)
1項 法
第19条
《入港時の確認 認定計画に係る特定警備の…》
実施後初めて本邦の港に入港をしようとする特定日本船舶については、当該特定日本船舶内に小銃等が存在しないことについての国土交通大臣の確認を受けた後でなければ、何人も、当該特定日本船舶から本邦に上陸し、又
の国土交通省令で定める場合は、次のとおりとする。
1号 特定日本船舶から導管により原油を陸揚げする場合
2号 その他国土交通大臣が小銃等が本邦に陸揚げされるおそれがないものとして認めた場合